ブラック企業スレのエピソード13個を元ブラック企業幹部が解説

ブラック企業で消耗してる方

うちの会社ってどれくらいヤバイんだろう

ブラック企業って結構多いのかな

ブラックな環境から抜け出したい

こういった悩みに答えます。

本記事の内容

• ブラック企業スレのエピソード13個を元ブラック企業幹部が解説
• まとめ
• オススメの転職サービス３つ

この記事を書いている僕は、ブラック企業の在籍経験が13年以上あります。

転職経験が4回あり、見事にすべてがブラック企業。

ブラック企業の幹部になり、取締役事業開発本部長としてブラック企業を運営する側も経験。

異常な業務量により、2年ほど会社に布団を敷いて寝泊まりしていました。

現在は自営業で、ブラック企業の苦しみから解放され、快適に生活しています。

そういった経験からブラック企業で働いていた時のエピソードを解説していきます。

ブラック企業スレのエピソード13個を元ブラック企業幹部が解説

ネット上にはたくさんのブラック企業あるあるやブラック企業エピソードがあふれています。

どこのブラック企業にも共通することはたくさんあります。

今回はブラック企業スレッドの中から実際に僕が体験したことをご紹介します。

さらに元ブラック企業幹部としての経験をもとに徹底解説していきます。

転載元：http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1571924795/l50

新入社員が1ヶ月以内に辞めちゃう

1: 名無しさん＠実況で競馬板アウト 2019/10/24(木) 22:46:35.52 ID:oO4mJY+10
新入社員が
一ヶ月以内に辞めちゃう

辞めちゃうのが普通の感覚です。

入社後1ヶ月はお互いにふるいにかける期間ですよね。

新入社員側は「この会社大丈夫かな」「長く続けられるかな」という感じで会社を見ます。

ブラック企業側は「使い物になるかな」「早く利益に変えないと」という感じ。

新入社員の入社後1ヶ月は「新入社員はお客様と思って接すること」として上司から教わってきましたので、会社幹部になった時はそのように周知しました。

ぶっちゃけ1ヶ月もてばいい方です。

入社後翌日から音信不通とかよくあります。

求人広告で若者１０人くらいがガッツポーズしてる

ガッツポーズは高確率でブラック企業確定です。

あとは、腕組みしている写真もブラック企業が多いです。

ブラック企業は常に人材が足りない状況なので、求人活動に力を入れることがほとんどです。

ですので、求人広告のサイズがとにかく大きく、「やりがい重視」のキャッチコピーが多い特徴があります。

求人情報に常に載っている企業は大手企業でもない限りほぼほぼブラック企業認定で良いでしょう。

予定が1週間前でも読めない

納期遅れとか普通ですよね。

◯月◯日に納品予定となっているモノも無言で忘れられたり、◯月◯日に入金予定と報告されても当日に入金なくなったり、挙げればキリがありません。

すべてが無計画で読みが甘く、自転車操業となっているため予定が全く立たないというのが現実でしょう。

週休1日

早く出社することに意味はありません。

「やる気あるなら早めに出てこい」という感じではないでしょうか。

要するに試されているということですよね。

早めに出たところで役に立つかわからない営業ロープレを延々とやらされたり、何を決めるのかよくわからないミーティングが延々と続いたりがほとんどです。

最近は世間的にも夜の残業が問題視されているということもあり、夜に残業させない代わりに朝に回している企業もあると聞きます。

給与150000円～400000円

営業会社によくありがちな募集要項の書き方ですよね。

いわゆる「あなた次第」で給与アップ、昇格、歩合ゲットできますよということです。

この「あなた次第」というところがポイントで、本当にやるだけ稼げる会社もあれば、やってもやっても全然稼げない会社もあります。

ほとんどのブラック企業の場合、稼げる社員はまず稼がせるんですよね。

それで会社側の人間として育てていき、どんどん昇格させていくわけです。

会社幹部、中間管理職になってくると今度は部下を育てて売らせないと自分が全く稼げないという環境になり、一気に消耗します。

みなし残業含む

みなし残業はブラック企業確定で良いでしょう。

残業ありきで書かれているわけですから必ず残業があります。

「残業はあるけど残業代は出せません」と公言してるようなものです。

就業前に会社のスローガンを唱和する

これはブラック企業あるあるですよね。

朝礼で営業訓唱和とか毎日仕切ってやってました。

朝礼って基本的にだるいしめんどくさいのでやりたくはないのですが、営業会社にとっては実は良かったりします。

と言うのも朝から声が出やすくなるんですよね。

口が回りやすくなって噛まないようになるとか。

朝からテレアポしたり、すぐに営業に出るなんていう会社にはあってもいいのかなと。

とはいえ、営業部門以外の非生産部門の人からすれば「これは一体・・・」となる気持ちもわかります。

社長がサイコパス

サイコパスの定義はともかくとして、ちょっと頭のネジはずれてないとブラック企業の経営なんてできないですよね。

ブラック企業の自覚があって経営してるのだとしたら相当ヤバイ人ですし、逆に自覚がなく経営してるとしてもそれはそれで相当ヤバイ人です。

年寄が一切いない

ブラック企業に年配の方がいない最大の理由は、「使い物にならない」からです。

ブラック企業が使いやすい人の特徴をざっくりまとめると、「若くて、素直で、やりがいを大切にして働く人」です。

ですので、ブラック企業はその逆にいる年輩の方を採用することはありません。

ブラック企業はベンチャー企業や営業会社に集中していることが多いです。

ある程度の専門的な知識が必要だったり、体力や精神が必要なので年配の方には向かないでしょう。

逆に年配の方も寄り付かない業種ではないでしょうか。

企業側もある程度年齢をしぼって求人広告を出すので、そのことも年配の方が社内にいない理由のひとつです。

試用期間3か月

試用期間中だけ異様に給料低いとかあるあるです。

僕が働いていた会社では試用期間中は日給8,000円の日給月給制でした。

社会保険もなく、8,000円×20日（月の営業稼働日が20日の場合）＝総支給で16万円といった具合です。

本社が北海道ということもあり、最低賃金が東京都比べると低いのですが、それにしても低いです。

たまに試用期間が6ヶ月という会社もあるのですが、それは会社がキャリアアップ助成金を申請しているからです。

ゆくゆくはあなたを正規雇用するにあたり、企業は一人につき、国から最大で約50万円程度の助成金を受け取ることができます。

ボンクラ二代目社長

もちろん全員が全員ということではありませんが、家族経営や2代目や3代目社長、父親が経営者の社長など、家族が経営に関わっている息子や娘社長の場合はブラック企業の傾向があります。

やりがいのある職場

やりがいを求めて働く人は必ず会社に搾取されます。

お金よりもやりがい重視と考えている人は要注意です。

僕がまさにそうでした。

「お金のために働くのは悪」と思ってませんか？

「人の役に立ちたい」「会社や業界に貢献したい」ということだけを考えている方は考え方を改める必要があります。

あなたが自分の能力と時間を会社に注いでいることがすでに人の役に立つことや貢献なのです。

そのことに対して見合った対価を必ずもらうべきです。

もしあなたがその対価に疑問を感じたのならその価値を感じてもらえる企業に転職しましょう。

もしくは自分の価値をもってもっと人の役に立つことや貢献したいのであれば独立して起業するのもアリでしょう。

まとめ

オススメの転職サービス３つ

転職は自分のスキルと経験を生かしてキャリアップするチャンスです。

自分のかなえたい目標を達成するための会社選びをはじめましょう。

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