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給与未払いで借金700万円から生還した最強営業本部長の失敗談

借金からの生還

 

2019年1月、長かった借金生活に終止符を打ちました。

世の中には「成功体験」ばかりがあふれていますが、失敗談を交えた実話は少ないと思います。

これはこれである意味で失敗からの成功体験です。

今回の記事では、「なぜ借金をすることになったのか」から「どのように借金に終止符を打ったか」などざっくりと紹介します。

 

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2016年に突然の通知

当時働いていた会社と当時住んでいた部屋にそれぞれ一通ずつ通知が届きました。

当時働いていた会社に税金の「差押予告書」が。

当時住んでいた部屋に大学時代にこさえた借金の「督促状」が。

見ないようにしていた突然の悲劇。

ここから戦いが始まります。

 

会社の顧問弁護士に債務整理の相談をする

債務整理をするかどうかはともかく、当時は何の未払いが一体いくらあるのかが全くわからない領域まで到達していたので、まずは現在の債務を全て洗い出すことからスタートしました。

 

契約書や請求書をかき集める

大学時代から当時まで溜めに溜めていた請求書、契約書等をかき集めるため、自宅にあるパンドラの箱を開けました。

手さげ紙袋4袋がパンパンになるほどの契約書と請求書の束を抱えて、弁護士事務所へ。

 

弁護士と共に債務の内訳を洗い出す

担当弁護士の元に紙袋4袋の契約書と請求書を持ち込み、一枚一枚洗い出しました。

弁護士の先生は嫌な顔ひとつせず、ロボットのように業務的に作業が進みます。

「これは何の契約ですか?」

「これは未払いですか?」

「なぜ払えなくなったのですか?」

まるで尋問のような時間が続きます。

 

借金の内訳

  • 詐欺事件でつまんだ300万円
  • 東京生活でつまんだ100万円その他諸々
    • 家賃、ガス水道光熱費、キャッシング、税金など
  • 札幌生活でつまんだ300万円その他諸々
    • 家賃、ガス水道光熱費、税金など

借金の内訳についてざっくり解説

借金の内訳について遠い目をしながら解説していきます。

 

友達にバイトしないか?と誘われ詐欺事件に巻き込まれる

大学時代に友達から「バイト1件につき報酬が10万円」という好条件バイトの紹介をもらいました。

結果的に、「名義貸し」の詐欺バイトでした。

関連記事ブルームーン事件

 

これで大学4年生にして300万円の借金を背負い、「多重債務者」の肩書きを手に入れました。

絶望のはじまりです。

 

東京で生活苦による借金と家賃滞納で闇の世界へ

当時は300万円という姿形のない金額に絶望していました。

営業職で大きく稼ぐしかないと思い、東京のITベンチャー企業に就職します。

 

ここで選ばれし多重債務者の血が覚醒します。

 

入社時に会社指定の銀行口座を開設した際、クレジットカード機能付きのキャッシュカードが手元に届きました。

 

奇跡的にまだブラックリスト入りしていなかったのです。

 

当時は初めての社会人、初めての東京、初めての一人暮らしと初めてづくしのスタートで、そこに債務というスパイスが加わり、手取り20万で家賃7万の生活でカツカツの中のカツカツでした。

 

そんな僕にとってクレジットカードは神様仏様クレジットカード様といった具合に、魔法のカードでした。

 

さらには営業色が色濃い社風だったこともあり、借金で自分を追い込む、追い込まれるが故に稼ぐ、稼ぐと歩合が入るという負のスパイラルが推奨されていました。

 

入社初期から多額の債務を背負っていたのは僕だけだったこともあり、そういった意味ではとんでもないビッグバンを起こすのではないかと周囲から期待されていました。

 

結局、カードの支払いが上乗せされただけでした。

 

地獄からのヘッドハンティング

当時働いていた時の上司が転職するとのことで、僕も高条件で転職することに。

小さい会社でしたが羽振りの良い社長で、歩合給の支払いも前職とは比べ物にならないレベルでした。

よく六本木の高級クラブにも連れて行ってもらいました。

これがまた地獄の一丁目でした。

 

引き続き「使ったら稼ぐ」という営業会社独特の雰囲気により、クレジットカード、消費者金融から湯水のごとくお金を拝借。

見事に多重債務のビルドアップに成功。

挙げ句の果てには支払いが不能の状態まで陥り、支払い滞納、家賃も滞納。

 

昼間はサラリーマン、夜は日雇い労働者という二足の草鞋で心身ともに限界を迎え、ボロボロになって札幌に帰ることに。

 

債務を無視して時効を待つ無敵モード突入

懲りずに地元のITベンチャー企業へ再就職。

ここで心機一転、これまでの債務と向き合う決意を固めるのですが、ここでさらに進化。

当時の社長自身も多重債務者ということもあり、「債務は5年で時効にできる」という言葉を鵜呑みにし、それまでに積み上げた債務を全力で滞納する無敵モードに突入しました。

 

役職や給与もこれまでになく順調に上がっていったものの、徐々に給料遅延や経費立て替えなどが続き、その額も膨らみ始めます。

さらには会社側の住民税未払いなどが発覚し、多額の住民税未納で口座が差し押さえられかけたり、結局、家賃やその他支払いが滞納するなど、再び地獄のような生活が続きます。

 

耐え忍ぶこと5年。

ついに時効かと思われたその時、僕の元に税金の「差押予告書」と借金の「督促状」が届いたのでした。

 

弁護士に債務整理を依頼

弁護士の先生と話し合った結果、

  • 年齢的にもまだ若い
  • 自己破産はデメリットが多い
  • 5年の時効が成立している債務もあるので減額が可能

という理由から、債務整理の方法のひとつ、「任意整理」をすることにしました。

詳しく知りたい方は「任意整理」でググってみてください。

 

どのようにして借金を返済していったかをざっくりと説明していきます。

 

債務整理のざっくりとした流れ

  1. 弁護士に依頼する
  2. 過払金や時効など借金の額の引き直しをする
  3. 引き直した借金の額を元に、返済期間や金額などを交渉
  4. 和解交渉をし、合意書を締結する
  5. 和解に基づく支払い開始
  6. 完済

 

和解交渉後の借金

僕の場合、700万円あった借金は200万円に減額されました。

返済期間は2016年から2019年までの3年です。

 

弁護士さんに依頼した後、弁護士さんの指示のもと、3ヶ月ほど家計簿をつけました。(今もつけてます)

収入と支出を正しく理解し、具体的にどのくらいの費用をどのくらいの期間をかけて支払うことが出来るのかをシミュレーションします。

そのシミュレーションを元に「この人の収入と支出は毎月このような形になっているので、これくらいの計画で支払っていきますよ」と和解交渉した後、僕から弁護士さんに決められた額を毎月支払っていきます。

 

借金を完済

無意識に毎月支払っていたのですが、2019年1月に弁護士事務所の事務員さんから連絡があり、ついに支払いが完了しました。

 

食費や交際費をできるだけ削る

家計簿の中で最も支出が多かったのが、食費と交際費でした。

徹底的に交際費を抑えるために、人との交際に充てる時間をジムに充てることにしました。

その相乗効果であまり食欲も出なくなり、食費と交際費の両方をこれまでの半分以下に抑えることが出来ました。

 

役員を退任し、フリーエージェントへ

毎月の弁護士費用だけはなんとか捻出していたものの、給与未払いと経費立て替えが200万円以上になり、前職の役員を退任しました。

ありがたいことに友人や当時のお客さんからお仕事をいただけることになり、独立して生活出来ています。

 

人生は一度きりですが、やり直すことが可能です。

あの時あそこでああしとけば良かったななどと思ってもキリがないので、高い勉強だったなと思っています。

高いお金と時間をかけて、人が出来ないような経験が出来たと思えば儲けもんです。

この記事も含めて、同じような境遇、似たような境遇にいる方がいれば、微力ながら何かヒントになればとも思います。

 

借金や債務を人に相談出来ない方もいるかもしれません。

僕もコンプレックスになって自暴自棄になっていた時期もありました。

今は弁護士の債務相談を無料で出来たり、減額シミュレーションもあるので早めに試してみると良いと思います。

これだけは早くやっておくべきだったと思いました。

お悩みの方は是非どうぞ。

 

借金・貸付|法テラス

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